なぜシルクはからだに優しいの?その魅力に迫る

なぜシルクはからだに優しいの?その魅力に迫る

シルク(絹)は、古くから高級素材として珍重されてきました。そのなめらかな肌触りだけでなく、私たちのからだに嬉しい様々な特性を秘めています。今回は、シルクがなぜからだに優しいのか、その科学的根拠と具体的な製品例を交えてご紹介します。

シルクの優れた特性

シルクは、その独自の構造から多くの利点を持っています。

  1. 優れた吸湿性・放湿性で一年中快適 シルクは、綿と比較して約1.5倍の吸湿性と放湿性を持つと言われています。これは、繊維内部に水分を素早く取り込み、放出する能力に長けているためです。汗をかいても肌に湿気が残りにくく、常にさらっとした状態を保つことができます。特に、5本指ソックスであれば、汗をかきやすい足指の間も効果的に湿気を吸収し、放湿してくれるため、ムレやベタつきを軽減し、快適な履き心地が持続します。

  2. 肌に優しい成分で、なめらかな肌へ シルクは、人間の皮膚の構成要素に近い18種類のアミノ酸で構成されたタンパク質繊維です。この特性により、肌の角層の水分保持を助け、乾燥から肌を守る働きが期待できます。また、シルクに含まれるセリシンという成分には、肌の活性化を促す効果があると言われています。就寝時にシルク製の靴下を着用することで、かかとなどの乾燥しやすい部分をしっとりとなめらかに保つ効果が期待できます。

  3. 冬は暖かく、夏は涼しい高機能素材 シルクは熱伝導率が低いため、外気の温度変化が肌に伝わりにくという特徴があります。さらに、シルク繊維の間に多くの空気を含むことができるため、冬は体温で温められた空気を保温し、暖かさを保ちます。そのため、薄手のシルク製品でも高い保温性を発揮します。 一方、夏は、その吸湿性・放湿性の高さと熱伝導率の低さにより、肌の熱がこもりにくく、涼しく快適に過ごすことができます。このように、シルクは季節を問わず快適な着用感を提供します。

おすすめのシルク製品

シルクの特性を活かした様々な製品が展開されています。

  • シルクフットカバー5本指ソックス No.20181 シルクの長い繊維から紡いだ紬糸(つむぎいと)で編まれた、光沢のあるフットカバーです。パンストやタイツのインナーとして着用することで、足指に力が入りやすくなり、疲れにくく、パンスト内のムレも軽減します。甲部分が大きく開いているため、パンプスやフラットシューズにも合わせやすいデザインです。

  • シルクハーフ5本指ソックス No.20191 絹紬糸で編まれた土踏まずまでのハーフタイプで、靴下のインナーとして最適です。普段の靴下の中に履くことで、夏は汗をしっかりと吸収し、冬は指先を温めます。男性がビジネスソックスのインナーとして着用すれば、ムレやニオイの軽減にもつながります。靴を脱ぐ機会が多い方や学生さんにもおすすめです。

  • 絹ハイゲージ5本指ソックス No.20153 (No.20163) 絹紬糸で編まれたクルー丈の5本指ソックスで、薄地タイプなので、重ね履きのインナーとしても、一枚で着用しても快適です。履き口は柔らかく、就寝時にも違和感なく履いていただけます。一枚で履いてパンプスに合わせるスタイルもおすすめです。5色展開で、靴とのコーディネートも楽しめます。 ※シルクは滑りやすい性質がありますので、パンプスを合わせる際は足にフィットするものをお選びください。

重ね履きのすすめ

冷え対策には、シルクを重ねて履くことがおすすめです。

  1. 【1枚目】肌に直接触れる層:肌に当たる1枚目には、絹5本指ソックスを着用します。シルクは保温性、吸湿性、放湿性が高いため、不快な汗を素早く吸収し、放出することで常にサラサラとした状態を保ちます。
  2. 【2枚目】保温層:その上に、綿や毛などのお好みの靴下を重ねて履きます。内側にシルクを履くだけで、冷えの感じ方が異なると言われています。ぜひお試しください。(※感じ方には個人差があります)

まとめ

シルクは、その独特の光沢や風合いに加え、高い吸湿性・放湿性、肌への優しさ、優れた温度調節機能など、多くの優れた特性を持つ繊維です。かつては王族や貴族の衣装に使われるほどの高級素材でしたが、今日ではより身近な繊維として様々な用途に活用されています。高価であることや、摩擦に弱いといった側面もありますが、それを補って余りあるほどの優れた特性がシルクにはあります。ぜひ、日常に取り入れてその快適さを実感してみてください。

ページ上部へ戻る